No.116
| 張込み (埋伏) |
| ★★★★ |
「中国映画の全貌」がもうすぐおわるのに、チケットが余りそうだったので、強引に見に行きましたが結構、掘り出し物!という感じです。
まるでハリウッド映画ばりのオープニングで期待を持たせ、最後のエピソードに至るまで、気を抜かない映像づくり!そもそもなんで民間会社の警備員が、警察の命令で張り込みをせなならんのじゃ、という究極の疑問はさておき、芸達者によって味わい深い作品となっています。かなりシリアスな内容なのに、フォン・コンの風貌が和ませるし、課長さん演じる騰さんが実にいい!それに小さなところでユーモアのセンスが光る。日本帰りの元恋人の、妙なお辞儀のクセ。最後に出てくる「声の主」の電話は、「マルクス主義どーのこーの(資本論?)」の本の上に置かれていたりするんですねえ。もちろん以前の中国ならこんなシーンを作ろうものなら、監督は糾弾されていたでしょうが・・・・瓜子の殻が下一面
に広がっていくのも面白かった。なによりラスト、くさいようですが、ちょっと気に入りました。(2002.8.27)
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